1級審判員1次審査合格者研修会

6月22日(土)23日(日)の2日間,JFA審判部トップレフェリーグループの太田氏によって研修会が実施された。研修の目的は 1級審判員1次審査を合格し2次審査に進む 土岩健氏(岡山県)大藤翔平氏(広島県)の改善点を抽出し,今後の取り組みにつなげていくことと地域の指導者に審判分析の観点や振り返り方法の研修を行うことであった。 各県から参加した審判員8名 インストラクター17名は太田氏の映像を用いた講義から二人の審判員の良いところと課題点はどういう点にあるかについて確認するとともに,審判員は自分自身のレフェリングと比較しながら個人が取り組むべきこと,また指導者は分析の視点や評価の観点,審判員からの引き出し方などを研修した。

【参加者の感想】

大藤翔平(2級審判員)

1日目の研修テーマは動きとポジショニング。映像を見ながらベターな位置・動きについてインストラクター・審判員で意見を出し合いました。自分自身の映像に対して多くの方からフィードバックを頂き自分では気づかないような部分に発見があり、新鮮な気づきが多かったように思います。 2日目は1日目の研修で頂いた自身の課題に対してゲームでチャレンジし、試合後にコメントを頂きました。ベターな動きとポジショニングの追及はもちろんですが、それに加え、ピッチ上での表現力についても貴重なアドバイスを頂きました。 これから上級のレフェリーを目指すにあたって、周囲に見られているという意識を持つことが大切であるように感じます。今回の研修で学んだことを今後のゲームの中で表現したいと思います。

田中よしこ(2級インストラクター)            

今回地域イントレのメンバーとして太田さんの講義を聞く事ができて本当に良かったと思います。1日目の座学では実際に2名の審判員の試合分析を学んだ際、良いポイント・改善すべきポイントを映像と共に確認をしていく場面では、普段自分が審判員を指導する際に見るポイントと太田さんが見られているポイントの確認もする事ができ、改めて分析する際の参考にとてもなりました。 2日目には実際に試合を見て太田さんと審判員との反省会の場面に立ち会わせて頂き、審判員にどのようなアプローチで今後の課題を見つけていくのかを勉強しました。どうしても色々な修正ポイントに対して説明過多になりすぎてしまう所があったりするのですが、現段階で特に必要な所(キーポイント)を本人との対話の中で審判員自ら発言・気づかせるようにするためにどういう表現だったり、言いまわしをすればよいのかとても勉強になりました。自分の指導方法の考え方も再確認でき自信にもなったので、ここで学んだ事をちゃんと自分の中で落とし込み、自分なりの方法で自分なりの表現で審判員の成長と向上心へ刺激を与えられたらと強く思いました。

【今後に向けて】

審判指導者にとってJFAが作成した「JFL主審に求められるもの コンピテンシー」の内容がレフェリング分析する際のポイントとなると考えます。1級への道となるプール候補審判員を強化する2級インストラクターは「JFL主審に求められるもの」を理解して指導にあたるべきであり,地域での研修会を持つことが急務であると考えます。審判指導者の指導力向上が地域の審判員の資質向上につながります。指導者研修やインストラクタートレセンの内容が地域全体に広がり,審判員に対して同じ方向性でのアプローチがなされるような取り組みの推進が必要と考えます。                                        中国地域RDO 江角直樹